【もりつけ解説】サンマはちょっと苦手なのだけど、夫の大好物なので年に一回くらいは焼いてやってもいい

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🐟 サンマとの距離感と夫の笑顔

私にとってサンマは、どうしても「ちょっと苦手」な魚の代表です。理由はいくつかあって、まず独特の香ばしさと脂の強さ。そして小骨との戦い。正直、焼いている最中にキッチンに広がるあの香りも、私の中では「秋の風物詩」より「ここは居酒屋の換気扇下?」に近い印象。
でも、夫にとってサンマはまさに大好物。彼が「秋はサンマ!」と瞳を輝かせるのを見ると、私の気持ちもぐらぐらと揺れるのです。だから年に一度くらいなら、私も心を決めて焼きます。ちょっとした「夫孝行」のようなものですね。

🍚 食卓にずらりと並んだ副菜たち

サンマ単品で勝負するのは、私にはやっぱり難しい。だからこそ副菜を充実させるのが私の作戦です。
煮物、豆腐、ひじき、胡瓜とわかめの酢の物、さらにはトマトの小鉢。これらを彩りよく並べれば、サンマへのプレッシャーも少し和らぎます。
私にとって副菜は「逃げ道」であり「心のバランス」でもあるのです。サンマを前にしても「まぁ最悪、豆腐とご飯でいけるし!」という安心感。逆に夫は「どの小鉢から手をつけようかな」と楽しそうで、同じ食卓を囲んでいても、見ている景色がまるで違うのが面白いところです。

🍵 サンマとセットの秋ごはん

お味噌汁にはふわりと溶き卵を入れて、優しい口当たりにしました。副菜にさつまいもご飯を添えて、秋らしさを全開に。
この「さつまいもご飯+サンマ」の組み合わせは、夫がとても気に入っていて、「これこれ!」と喜んでいました。私はサンマをほんの少しだけつついて、「あ、やっぱり私には脂が強いな…」と確認する程度。それでも横でご満悦な夫を見ていると、「焼いてよかったな」と思えるのです。食べる量よりも、作る意味の方が大きい一皿なのかもしれません。

🍇 デザートで気分をリセット

サンマのあとは、私にとっての「ご褒美タイム」。この日はシャインマスカットとオレンジを重ねたグラスパフェを作りました。果物とクリームの甘さが、サンマの余韻をすべてさらってくれる救世主。
夫ももちろんパフェを楽しんでいましたが、私は内心「やっぱりこういう甘いものの方が、断然テンションが上がる!」と叫んでいました。苦手な一品を頑張って焼いた分、デザートの幸せが倍増する気がします。

😂 「年に一度」でちょうどいい

サンマを焼くとき、私は「よし、また来年」と決めています。苦手なのに無理をして毎週のように食卓に出すのは、きっと続かないし、笑顔でいられない。でも「夫が一番喜ぶ瞬間をつくる」ために、年に一度だけなら全然アリ。
夫にとっては「やっぱり秋はサンマだなぁ!」と満足する大切な行事。私にとっては「副菜とデザートで自分を救う」イベント。二人の思惑が交差するのが、我が家の秋の食卓なのです。

📝まとめ

サンマが苦手でも、工夫次第で「一緒に楽しめる食卓」になるという話でした。夫の笑顔のために年に一度だけ火を入れるサンマ、その後のデザートでリセットする自分。こういうバランスこそ、我が家の食卓の形なのだと思います。


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