😽 はじめましてのごあいさつ
はじめまして、ぴより子と申します。
平日はフルタイムの事務員をしながら趣味で絵や文章を書いています。
💬 はじまりは、ふつうの夕飯から

2022年のあの日。
写真に写っているのは、黄色いお皿にこんもり盛られたチキンのトマト炒めと、優しい色合いのスープ。
当時の私は、「ちゃんと作った日」として、この食卓を見ていました。
けれどどこか、「献立はワンパターンだし、器はセットのままだし、色も似た感じ…」と、少しだけ引け目を感じていたのも事実です。
それでも、週に一度だけ、ちょっと気合を入れてみる日を設けました。
野菜をもう一品切ってみる。器を変えてみる。緑を添える。そんな小さな試みから、食卓は少しずつ姿を変えていったのです。
🍴 気づいたら“カフェのランチ”みたいになっていた

そして2025年。
2枚目の写真には、もう「ふつうの昼食」とは呼べない食卓が写っています。
9品の小鉢たちが、木の丸盆にリズミカルに並び、それぞれが違う色、違う器、違う高さ。
とうもろこしご飯の甘さ、ピリ辛のキムチ、やさしいだし巻き、ほくほくのかぼちゃ、シャキシャキのきゅうり。
目で食べる前に、心がもう満たされてしまうような、“演出された食卓”。
あの頃「自分にはできない」と思っていたことが、気づけば“自分のスタイル”になっていた。
気合いの日を週に一度でも重ねれば、3年後には“いつもの食卓”が変わるんだという実感が、今はあります。
📷 盛り付けのコツは「写真に撮ってみる」こと
「おしゃれに盛り付けるコツはなんですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。
“写真に撮ってみること”が一番の近道。
実は、最初は「なんだか茶色っぽい」「全部平らに見える」など、撮って初めて気づくことが多かったんです。
そこから、「ちょっと緑を入れようかな」とか「白い器にしてみよう」とか、小さな改善点が見えてきました。
盛り付けのセオリーはたしかにあるけれど、完璧じゃなくていい。
むしろ「この小鉢に入れたら、思った以上にかわいくなった!」という偶然の出会いが、料理をもっと楽しくしてくれます。
📝 このブログでお伝えしたいこと
このコラムでは、そんな“盛り付けの気づき”や“ちょっとの工夫”を中心に紹介していきます。
- 色の組み合わせや、高低差のつけ方
- 小鉢の選び方や、木のお盆の効果
- 余り物でサッと映える一皿のヒント
- 手抜きなのに手が込んで見える献立の魔法
どれも難しいことではなく、「ちょっとやってみるだけ」で劇的に印象が変わるものばかりです。
そして何より、これは「上手に見せたい」ための工夫ではなく、「自分の料理が好きになる」ための試みなんです。
このコラムが、かつての私のように「ふつうの夕飯」から一歩を踏み出したい誰かの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
では、まずは次回から、定番の「盛り付けあるある」から始めましょう。
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