お金かかってそう? 実は「1食に全力投資」してるだけです
「これ自炊ですか!?お金かかってそうですね〜」
料理の写真をネットに上げると、たまにこんな反応をもらいます。
華やかに見える盛り付け、小鉢がたくさん並んだ定食風プレート、季節のフルーツ。
たしかに、パッと見だけなら「豪華に見える」こともあるかもしれません。
でも実際のところ、私は週に1〜2回しか“気合いを入れた料理”はしていません。
その1食に、「一週間の食費の半分くらい」をつぎこんでいるだけなんです。
今回は、そんな私の料理に対するお金とエネルギーのかけ方、選び方、使い方についてお話ししてみたいと思います。

🍖食材は“厳選”より“量とコスパ”重視!激安スーパーが味方
私は、決して「食材にこだわってます!」というタイプではありません。
むしろ、どちらかというとコスパ全振り派です。
よくネットや雑誌で「いい素材を少しだけ」「旬の有機野菜を…」なんて言葉を見ると、
たしかに素敵だなぁとは思うんですが、正直、自分の暮らしには合わないんですよね。
だから私は、激安スーパーや地元の商店街、業務スーパーをこよなく愛しています。
- にんじん3本で98円
- 鶏もも肉が100g 48円
- 小松菜1袋59円
- 見切り品のいちご198円(即冷凍!)
こういうのを“今週の食材スター候補”として仕入れて、気合い献立に組み込んでいくのが私のスタイルです。
🥬気合い1食の裏で、残り物が平日を支えてくれる
「1食に半分の食費って、さすがに無駄じゃない?」と思われるかもしれません。
でも、ここで大事なのは、“その1食が他の日のごはんを支えている”ということ。
たとえば週末に気合いを入れて10品くらい作ったとします。
そのうちの何品かは明らかに余ります。それを翌週の平日ごはんやお弁当に活用するんです。
- 日曜の煮物が、火曜のお弁当の主役に
- 唐揚げは冷凍して水曜のお昼ごはんへ
- 冷製マリネは、月曜夜にサッと出せる小鉢に
逆に平日は米を炊いてお弁当の卵焼きを作ってたまに肉や魚を炒めるくらいしかしません。
こうして、「週末に頑張って、平日はその余韻で暮らす」という循環ができているおかげで、
実は、気合い1食=週全体の食事プランの要になっているんです。
🍴食材は節約しても、器と道具にはお金をかける
食費を節約している分、私は道具と食器は“ケチらない”ことにしています。
というのも、どんなに手間をかけても、
プラスチックの容器に盛ったおかずと、木のプレートや陶器に盛ったおかずでは、
「見え方」も「食べるときの気分」も全然違うんですよね。
お気に入りの器に盛り付けると、手抜き料理でも3割増しでおいしそうに見えるし、
「せっかくこの器使いたいから、もう一品添えようかな」ってやる気も湧いてきます。
また、包丁やフライパンなどの道具も、いいものを一度買うと
“ストレスが減って時短にもなる”ということに気づきました。
- すっと切れる包丁は料理が楽しい
- 焦げつかないフライパンは後片付けがラク
- 軽くて洗いやすいトレーは盛り付け意欲UP
「料理=自分の好きな世界をつくる作業」だと思えば、器や道具は“創作のパレット”なんですよね。
❣外食は「栄養補給」じゃなくて「インスピレーション収集」
節約自炊生活の中でも、私は外食にはけっこうお金をかけています。
というのも、私にとっての外食は「ごほうび」ではなく、「アイデアの仕入れ」だから。
- 盛り付けの高さや色の組み合わせ
- 食材の切り方、重ね方、ソースの添え方
- 意外な食材の組み合わせ(柿とチーズ!など)
そういう「へぇ〜」を見つけたら、なるべく早く食べに行って、舌で覚える。
気に入ったら、その日のうちに材料を買って再現チャレンジもします(笑)
“自分の料理の引き出しが増える外食”にはお金を惜しまない。
それが私なりの投資スタイルです。
❤おわりに:料理は「お金のかけ方」を自分で選べる趣味
人によって、お金をかけたい部分は違います。
- 食材を厳選する人
- オーガニックや自然派を重視する人
- 高級な調味料や発酵食品を愛する人
どれも素敵だし、正解です。
でも私は、「安くて楽しい激安スーパーの冒険」と
「器や道具へのプチ贅沢」が合っている。
そしてその中で、“自分が楽しく続けられる方法”を見つけたことが、一番の収穫だと思っています。
料理って、節約も贅沢も、両方できる不思議な趣味。
だからこそ、「お金をかけてるように見える」と言われたら、こう答えたい。
「そう見えたなら、私の盛り付け成功ってことですね!」
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