土用の丑の日は、あえて「変わりうな丼」で!
土用の丑の日といえばうなぎ! …なんですが、実は今年はちょっとした裏話がありまして。
丑の日の一週間前、我が家の主人が友人に誘われて、こっそり“高級うな重”を食べに行っていたことが発覚。 「同じものを続けて食べるのも微妙だし、そもそもスーパーのうなぎでは専門店にはどうやっても勝てないし…」という空気が流れたので、急遽ネットで“変わりうな丼”を探し、美味しそうなレシピを発見! 今回はそのレシピを参考に、「バターのせうな丼」というアレンジで仕上げてみました。


🍚 バターが決め手!とろける“変わりうな丼”
主役の「うなぎ丼」は、見た目にも味にもひとひねり。 仕上げに小さなバターをぽんとのせて、うなぎのタレとコクが絶妙に絡み合うように。 とろっと溶けるバターの香りが、ごはんの湯気と一緒に立ちのぼって、これはもう食欲直撃です。
実はこのアレンジ、SNSで見かけて気になっていたレシピのひとつ。 ほんの一工夫で特別感がぐっと増すのも、行事ごはんの楽しいところです。
🥗 野菜で彩る“サポート選手”たち
ガッツリ系のうな丼を支えるため、副菜は野菜中心でバランスを意識しました。
- グリルで焼いたブロッコリー、ズッキーニ、パプリカを使った温野菜
- トマト・きゅうりの甘酢和え(ピリ辛仕立て)
- シンプルな塩ゆでのサツマイモ
- ミニトマトの浅漬け風
それぞれの器も色や高さを調整して、テーブル全体にメリハリを。 夏の食卓らしく、さっぱり系とホクホク系を並べることで、食感にもリズムが生まれました。
🍜 小鉢と汁ものでホッと一息
汁ものは、豆腐ときのこのすまし汁。 主役がしっかりしている分、スープはあっさり、でもしっかり味で。やさしい和風の香りが食卓を落ち着かせてくれます。
そして、実は目立たないながら人気なのが“ちょこっとそば”。 枝豆をあしらって見た目にも爽やか。うなぎ丼だけでは単調になりがちなところに、ちょっとした箸休めとして大活躍です。
右上に見えているのは鶏の甘酢煮。
甘辛く煮付けた鶏肉を小鉢でそっと添えることで、肉料理のボリューム感もバランス良く補強。 うなぎのタレとは違った味付けなので、口の中がリセットされて最後まで飽きずに楽しめます。
🎐 盛り付けで演出する“夏の行事感”
今回の盛り付けのポイントは、視線の流れを意識した配置です。
真ん中に高めの丼を置き、そこから外に向かって器のサイズや高さをグラデーションのように配置。 その中に、色とりどりの小鉢を挟むことで、食卓全体がまるでお祭りの屋台のように楽しくなりました。
器もいつもの食卓にちょっとずつ違いをつけて、夏らしい解放感を意識。特別な日らしさを演出するには、「いつもとちょっと違う」小さな工夫が大切です。
📝 まとめ:行事ごはんも、臨機応変がいちばん
「土用の丑の日だからうなぎ!」…というのももちろん素敵ですが、毎年同じじゃなくてもいい。 家庭の好みや状況に合わせて、ちょっとひねったメニューにするのもまた、家庭料理の楽しさです。
今回は、“こっそりうな重事件”をきっかけに始まった「変わりうな丼計画」でしたが、 結果として、とても楽しく美味しい食卓が完成しました。
ぜひ来年の参考にもしてみてください!
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