【もりつけ解説】てまり寿司を真ん中に、器で魅せるカフェ定食

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【もりつけ解説】てまり寿司を真ん中に、器で魅せるカフェ定食

今日はおうちで楽しむ「ちょっと贅沢なお昼ごはん」。
てまり寿司を中心に、いろんなおかずを小鉢で囲んで、華やかさも満腹感も叶う盛り付けを目指しました。
メインの彩りだけでなく、器選びや配置の工夫もたっぷり詰まった一膳になっています。

🍣主役はてまり寿司。色の並びと「見える立体感」にこだわって

中央に配置したのは、ぷっくり丸く握ったてまり寿司たち。
えび、サーモン、まぐろ、白身、いか、きゅうり、大葉など、具材の種類は9つ。
にぎやかな印象になるよう、赤・白・緑・オレンジの色が偏らないように並べました。
お魚屋さんのお造り1人前セットを使ってるので見た目以上にリーズナブルです。

上から見たときに「きれいな市松模様」になるように意識していますが、実はこのお皿、ちょっとだけ高低差があるんです。
えびやサーモンがほんの少し浮いて見えるように、ごはんの厚みに差をつけていて、写真に撮ったときに陰影が出るよう調整しています。

味はあっさりめにしているので、醤油皿を別添えにして調整できるようにしました。

🍤副菜はプレートに集約。彩りと味のリズムをつくるために

左側の長方形のプレートには、副菜をギュッと詰め込んだセット
ちょっとした前菜盛り合わせのように、冷たいものと温かいものを交互に並べています。

  • 玉子焼き:甘めに焼いて、お弁当感をプラス
  • 小松菜ときのこ炒め:旨みと香ばしさをひと口に
  • 青菜のおひたし:味のリセット役
  • フルーツ(オレンジ・キウイ):爽やかに締めてくれる存在
  • サラダ:紫キャベツ、レタス、トマト、赤玉ねぎを重ねて、見た目に変化を

サラダとフルーツは、料理の最初に用意して冷蔵庫でしっかり冷やしておいたものです。
盛り付けるときに冷えた器ごと出すことで、「冷たいは冷たく」がきちんと守られています。

🍜冷やし蕎麦はアクセント&口直しとして配置

右上から2番目の器、見た目は茶碗蒸しっぽいですが、実はこれは冷やし蕎麦
器の口が小さめなので少量ですが、すだちとみょうがの香りがアクセントになっていて、全体を引き締めてくれます。

出汁は白だしベースにしてさっぱりと。
わさびではなく生姜を添えたことで、油もの(天ぷら)とのバランスも意識しました。

汁気がある蕎麦は、器を変えるだけで雰囲気が変わるので、ちょっと旅館っぽくしたいときにもおすすめの一品です。

🥢天ぷらと味噌汁は「温かいゾーン」でまとめて

右下には、たっぷりの野菜の天ぷらと、わかめと豆腐の味噌汁をセット。
かぼちゃ、なす、ピーマン、パプリカなど、色が映える野菜を選んで、天ぷら丼風に少し立てて盛っています

衣がべたつかないように、油切りはしっかり。
あえて油を切ったあとのキッチンペーパーでちょっと抑えてから盛りつけることで、余分な脂が減って軽くなります。

味噌汁は仕上げに青ねぎをふって、香りのアクセントに。
温かいものが右側にまとまることで、食事全体に流れができて、「どこから食べよう?」と自然に迷える楽しい構成になります。

🍴器と配置で「カフェ風」から「旅館風」に振り幅を

今回はおかず自体はシンプルなものばかりですが、器と配置で印象をグッと引き上げています。

たとえば、
・てまり寿司を白い皿に並べて中央へ
・汁物や蕎麦など、温度感のあるものを右側にまとめる
・前菜系は横並びのプレートで色と高さに差を出す

など、「家にあるもので和食のコースっぽく見せる」工夫を重ねました。

決して難しい調理ではないけれど、こうやって丁寧に盛り付けるだけで自分の中での満足度がすごく上がるので、
「ちょっと丁寧に食事したいな…」という休日には、こんなスタイルのごはんもおすすめです。


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