❄️ 寒さに負けて鍋に逃げる週末の正解ルート
寒い週末になると、なぜかやる気と体温が一緒に下がっていく。
布団から出るのが億劫で、洗い物のことを考えるだけでちょっと気が重くなって、「今日はもう最低限でいいか…」という気持ちが顔を出す。
そんなときに、私が最終的にたどり着く答えはだいたい「鍋」である。
鍋って不思議で、切って入れて煮るだけなのに、「ちゃんと作った感」だけはしっかり出る。
しかも、あったかいし、失敗しにくいし、なんとなく栄養も取れた気になる。
今回の鍋も、まさにそんな“寒さに負けた結果の正解ルート”みたいな一品だった。
平日はそこそこ手を抜いている分、週末くらいは少しだけ頑張りたい。
でも「頑張りすぎない」が前提。
そのちょうどいい着地点が、「ちょっと手の込んだお鍋」だったのだと思う。
🍲 具材を並べる時間がいちばん楽しい説
鍋を作るとき、実は一番楽しいのは食べる瞬間じゃなくて、具材を並べている時間だったりする。
スーパーで何を買うか考えているとき。
冷蔵庫を開けて、「これも入れられるな」「これ余ってたな」と確認しているとき。
まな板の上に食材がだんだん増えていくとき。
あの工程が、私はわりと好きだ。
今回の鍋も、見てみるとまあまあ盛りだくさん。
豚肉、えび、油揚げ、春雨、きのこ、青菜、白菜…。
「入れすぎでは?」と自分で思いながらも、結局全部入れている。
たぶん私は、鍋になると急に欲張りになるタイプだ。
少しずつ味の違う具材が入っていると、食べ進めるたびに楽しい。
今日はどれからいこうかな、と小さな選択肢が生まれるのも好き。
それに、こうやって具材を整えている時間は、頭の中が静かになる。
仕事のことも、締切のことも、SNSのことも、一旦どこかに行って、
「今はこの白菜を切ることだけ考えていればいい」状態になる。
この感覚が、私にとって料理のいちばんの癒しなのかもしれない。
🔥 「ちょっと手が込んでる感」は自己満でいい
今回の鍋は、正直に言うと、そんなに誰かに自慢するほどの特別メニューではない。
高級肉でもないし、珍しい調味料を使っているわけでもない。
レシピ本に載るような華やかさもない。

でも、自分の中では「今日はちょっと丁寧に作ったな」という満足感がある。
だしをちゃんと取ったり、具材ごとに下処理をしたり、
盛り付ける順番を少し考えたり。
そういう細かい部分を、ほんの少しだけ意識した。
誰かに評価されるためじゃなくて、完全に自分のため。
「今日はちゃんとやったな」って、自分で思えるかどうかだけ。
たぶん私は、こういう“小さな達成感”を積み重ねるタイプなのだと思う。
大きな成功より、「今日もまあまあ良かった」の積み重ねで生きている。
鍋一つでそんな気分になれるなら、コスパはかなりいい。
🍤 えびと春雨があると急にテンションが上がる問題
この鍋で、個人的に一番うれしかったのは、えびと春雨の存在だった。
えびって、入れるだけでちょっと豪華になる不思議な食材だと思う。
たとえ2~3尾でも、「お、今日はいい感じでは?」と思わせてくる。
そして春雨。
地味だけど、めちゃくちゃ仕事する。
スープを吸って、味を抱え込んで、最後に主役みたいな顔をしてくる。
気づいたら、いちばん先になくなっていることも多い。
今回も、案の定、春雨は早めに消えた。
えびのうまみとだしが染みた春雨は、ちょっと反則級においしい。
こういう「自分の好きポイント」がちゃんと入っていると、
料理への満足度は一気に跳ね上がる。
流行りとか映えとか関係なく、
「私はこれが好き」という軸があるのは、わりと大事だなと思う。
☕ 鍋のあとは心まであったまる時間になる
鍋って、食べ終わったあともいい。
体がぽかぽかして、自然と動きがゆっくりになる。
「もうちょっとだけ座っていようかな」という気分になる。
今回も、食後はすぐ片付けずに、お茶を飲みながらぼーっとしていた。
湯気の残る鍋を眺めながら、
「ああ、今日ちゃんとごはん作ったなあ」と思う時間。
別にすごいことをしたわけじゃないのに、
なぜかちょっと誇らしい。
たぶん、こういう時間が欲しくて、私は料理をしているのだと思う。
忙しい日もあるし、手抜きの日もあるし、コンビニに頼る日もある。
それはそれでいい。
でも、たまにこうして、手を動かして、湯気を立てて、
「ちゃんと食べる時間」を作ると、心のバランスが戻る。
寒い週末に、少し手の込んだ鍋。
それはごちそうというより、
自分を整えるための、やさしいリセットボタンみたいな存在なのかもしれない。
次に寒波が来たら、たぶんまた鍋を作る。
具材を悩んで、欲張って、春雨を入れすぎて、満足する。
そんな未来が、もうだいたい見えている。
でも、それでいい。
今日のこの鍋も、ちゃんと私の生活の一部になったのだから。
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